私のことを忘れてしまっていた母。
もう一生、私のことを思い出す日は来ないと思っていたのですが、昼間、母から留守電が入っていました。
いつもの、
「○○ ○○(母のフルネーム)ですが、帰って来たら電話をもらえませんか?」って、まるで他人行儀な感じではなく、
「○○子ぉ。帰って来たら、電話して。」
ちゃんと私の名前を呼んでいました。
今度は何をいいだすのかな?って、
ちょっとドキドキしながら掛けなおすと、
「あー、○○子ぉ。ママ、なんの用事でかけたんだったかね?もう、忘れた~。」って。
ケラケラ笑う母に、ちょっと拍子抜け。
つられて私も、ケラケラ笑ってしまってました。
「じゃあね、思い出したらまたかけてね。」そう言って電話を切ろうとしたら、
「姉ちゃんにかわろうか?」って言うので代わってもらい、姉とも少し話しをすることができたんだ。
私のこと。今は娘だと思い出している様子。
そして、私がこの頃会いに来ない。
その理由は、「何でだったか忘れたけどねー、親子げんかしたのよー。」って、言ってるんだそう。
そっかぁ。
忘れているのか~。
だったらさ。私にももっかいチャンス到来??
私もあれから、いっぱい考えて、私なりに勉強もしたんだ。
母への接し方も、変えてみたいって、思ってるんだ。
もっかい娘として、母に会えることがとても嬉しくて仕方がないです♪
母と私。
一緒にいて楽しい!って気持ちを母の記憶に上書きするんだ。